茅葺きのお堂に義仲ゆかりのソメイヨシノ!「光輪寺と薬師堂の桜」信州・朝日村

ルートは塩尻市中山道洗馬宿からサラダ街道を朝日村方面に向かうひなびた一本道を走ること塩尻ICからクルマで20分。光輪寺の前は畑が広がり、その真ん中を参道が伸びています。そしてお寺の正面にあり枝垂れ桜が目に飛び込んできます。

山手にあった古薬師堂を光輪寺近くの地(南に約150m)に平家討伐の祈願のため移したのが木曽義仲。宝暦10年(1760)と伝えられ、そのとき一緒にお手植えされたソメイヨシノの2代目が現在の桜です。初代は周囲8.4mもある大木だったようですが、明治34年(1901)7月24日に老朽により枯れ死してしまい、その時に植え替えられたのが今の桜です。樹齢およそ110年の老木は、茅葺き屋根の薬師堂の傍らに枝を広げ、素朴ながら華やか。シーズンともなると県外から多数のカメラマンが訪れます。

入母屋造りの堂々たるこの薬師堂には、いにしえより病が癒えるように多くの人々が訪れました。周囲吹放ちの外陣と三間五間の内陣、左右に脇の間がある大規模なお堂の欄間には手の込んだ彫刻が見られ建立された時代を感じさせる。棟札によれば宝暦10年(1760)の建立です。

光輪寺入口にひっそりと立つ山里のお地蔵さまは、病を癒しに訪れる人々を何百年もの間、静かに見守り続けています。

北側墓地の五輪塔が並ぶ一画には樹齢300年のシダレ桜があり、こちらも併せて回ります。枝を切ったのか積雪で折れたのか横枝が少ないように感じます。

 

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