平家落人伝説の山里に大輪の花を咲かせる三重県南伊勢「横輪桜」

現在の横輪町は、昔勢州伊勢の国・覆盆子谷(一宇郷)と言われた平家の谷と知られている。1185年、平清盛の四男・知盛は兄弟の中で最も勇ましい武士であったが、壇ノ浦の戦にて源氏に敗れ、自害したと伝えられているが、確かな証拠はなく、従者30人と共に平家の再興を願い、南海より伊勢の船江に上陸し、伊勢平氏の所縁により、外宮の長官・横地光忠の保護を受け、前山から鷲嶺の険しい山を越え、この地に隠れ住んだと言われており、地元には平家の落人伝説が多く残っている。横輪町は今では見かけなくなった懐かしい日本の原風景がここにあり、南北を山に囲まれ、その中ほどを横輪川が蛇行する典型的な山里です。「横輪桜」は横輪町にのみ存在することからこのように呼ばれています。

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この桜は今から約150年前、江戸時代後期に地元の弘化山桂林寺にあったものを、村人が各家に持ち帰り増やしたものとされている。大きな特徴はおしべが変化し、花びらとなり 開花と同じくして葉も付き始めることです。開花時期はソメイヨシノより数日遅れ、花の大きさも2~3倍大きく濃いピンク色の大輪が年を重ねるごとに増え、15年くらいたつと12枚ほどの花びらをつけるものもあるとのことです。

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